1か月に一度、「住まいと繋がり」を拡げ、連携していく「コレクティブインパクト勉強会」が開催され、議会等の予定が空いている時に参加しています。今回はDV,性暴力、虐待などの被害にあった女性・若者の支援に取り組んできた婦人科医の先生のお話を伺いました。その参加者も様々で、公務員、弁護士、議員秘書、NPO法人等20名ほどの方が参加されました。
婦人科医の先生のお話はショッキングな内容でした。多くの女性のカラダの不調に向き合っていく中で、その背後にみえるDV・暴力の問題、それによってココロの傷が存在していることに気がつき、治療の段階で臨床心理士、看護師、精神開始、行政機関、警察機関、児童相談所等と連携し、患者さんの抱える悩みや困りごとの解決をサポートしているとのお話でした。
私が関心を持ったのは、海外ではDV事件を起こした加害者は、強制的に「更生プログラムを受けないと自宅に帰ることができない。」というものです。日本ではまだ取り入れられていないのです。講演終了後には、「支援者が医師のサポートとどのように連携していくべきなのか?」というテーマで、皆さんから現場の状況が発表され、どうするべきかという活発な意見が出されました。